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医師の保険適用に関して

医師と保険の関係

過疎地域

医師も社会保険に加入できる

医師には、自営業者になる開業医、一般的にサラリーマンと同じ病院勤務があります。その形態の違いで社会保険の加入の内容が違ってきます。まずは、病院勤務医ですが、これは病院と雇用関係にある以上まず雇用保険には労働時間にもよりますが加入できますので、失業した場合には、失業給付が支給されます。また仕事で労働災害にあえば、労災給付が適用されます。そして病院加入の健康保険、厚生年金に加入しますので、医療給付として病院に掛かれますし、厚生年金も年齢と受給要件を満たせば給付されます。他方の開業医は、自営業者なので医師の健保組合に加入して、病気の際には医療給付をうけます。労働者ではないので厚生年金には加入できません、国民年金に加入しますが、将来の年金給付確保のため、国民年金基金に加入して年金額の増額にそなえるかたもいます。事業主になるので、倒産しても失業給付はなく、病院業務でのケガや事故でも労働災害の認定はされません。

医療訴訟で医賠責保険に未加入

「医療訴訟など自分には関係ない」とか「万が一の場合でも病院がカバーしてくれるだろう」の理由で、医師賠償責任保険に未加入の勤務医が多くいます。しかし、最近は医療訴訟で共同被告になる場合は50%です。その理由は、個人の責任を追及して真相を究明したいと考える患者・家族が増えている事です。もう一つの理由は訴訟が起きて病院経営が悪化し破たんすると、原告側が勝訴をしても、病院賠償責任保険(病院陪責)で支払われる保険金は、患者家族に優先権はなく、ほかの債権と同じように扱われるために賠償金額を多くとることができません。そこで、患者家族の原告側は共同責任者の医師から保証を得ようとします。そうなると、病院陪責未加入ならば、自腹で支払う事になります。病院側も経費節減のために、病院陪責の金額を低く抑えようとする病院開設者が増えています。賠償金額が高額な事例も多くなっていますので、病院が払いきれない金額を、共同責任者の勤務医が支払わなければならない場合もあります。病院頼みの姿勢で医賠責に加入しないのは、リスクが高くなります。

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